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堅頭竜の頭骨にある損傷

化石の傷跡は恐竜の頭突きを捕らえていた

ドーム状の頭骨を持った恐竜が頭を打ちつけていた方法は幼体と成体を、あるいはある種と別の種を振り分ける助けになるかもしれない

Matt Kaplan
19 October 2012

ノースカロライナ州ローリー


パキケファロサウルス科恐竜はさまざまな方法で互いにドーム形の頭骨によって攻撃できた。
Ryan Steiskal


パキケファロサウルス科恐竜はドーム状の頭部と厚くて、骨質の頭骨のこぶを持ち、七歳児たちや古生物学者たちにはよく知られている。この恐竜は、たぶん求愛行動の一部として、厚いドームを使って互いに頭突きをしていたと考えられている。しかしこれらの物騒なディスプレイを再現する子供たちは、この動物のプラスチック模型を直線上でぶつけ合うけれども、一つの研究によっていま堅頭竜類が多数の異なった方法で互いにぶつかり合っていたと思われることが分かった。

この研究は、今週ノースカロライナ州ローリーで開かれた古脊椎動物学会の年会で発表された。それはたった一つの堅頭竜類化石で始められた。「我々は一つのドームを観察し、怪我によるものに見えるこれらの損傷に気づいた」とウィスコンシン大学オシコシの古生物学者、ジョゼフ・ピーターソン(Joseph Peterson)は説明する。彼はこの化石化した怪我がこの標本に固有のものなのか――それともそのような傷害はありふれていたのか――興味を持った。解決するために、ピーターソンと彼の共同研究者、コリン・ディシラー(Collin Dischler)はさらなるドームを調査し始めた。

彼らはは、世界中の化石コレクションから合わせて102個のドームを観察することができた。これらのうち、23個に損傷があった。たくさんの怪我が存在することに夢中になったピーターソンとディシラーは、堅頭竜類の頭骨の3次元コンピュータモデルを作りその上に怪我をマップした。

彼らはドームの形は化石ごとに違うことと、怪我の位置が頭骨の形に依存することに注意した。低いドームを持つ頭骨は前面に怪我を持つが、高いドームを持つ頭骨は損傷が前面と後面の間に均等に分布する傾向にあった。

生きた証拠

この発見は異なった形の頭骨を持つ堅頭竜類は異なった方法で頭を打ちつけていたことをほのめかした。その方法がどんなものであったかを解き明かすために、研究者たちはヒツジ、ヤギ、およびバイソンの頭突きを検討した。

「我々が見ていた損傷は頭をぶつけ合う現生哺乳類の頭骨にしばしば見られる損傷と著しく似ていた」とピーターソンは話す。

チームはオオツノヒツジ(Ovis canadensis)が互いに突進し合うこと、シロイワヤギ(Oreamnos americanus)が他の個体の横腹に突撃すること、そしてバイソン(Bison bison)が彼らの角を使って組み合うことを見いだした。これらの例に基づいて、ピーターソンとディシラーは頭頂部の怪我をともなう高いドームを持つ堅頭竜類はシロイワヤギのように横腹突撃し、前面の怪我はバイソンのような組み合いを示唆すると推測している。

「我々が異なった方法でぶつかり合っていた2つの異なった種を見ている可能性もあるが、幼体と成体が異なったぶつけ合い行動を見せる単一の恐竜の種であることもあり得る」とレイモンド・アルフ古生物学博物館(カリフォルニア州クレアモント)の古生物学者、アンドルー・ファーク(Andrew Farke)は話す。

拾うべき骨

一部の古生物学者たちは堅頭竜類がそもそも他の個体にぶつかったということに反対で、損傷が本当に「頭突き痕」であるかをめぐって多くの懐疑論がある。

「興味をそそる研究ではあるが、これらの『怪我』の一つを調査して私はこれが単に死後に削れた頭骨にすぎないという可能性を排し難いことを見いだした」とカンザス大学(ローレンス)の古骨病理学者、ブルース・ロスチャイルド(Bruce Rothschild)は話す。

ファークはこの議論がすぐに解決されると確信している。「頭骨の微細構造の観察はこの損傷部位が実際に被った損傷なのかを決定するはずだ」と彼は話す。

結果がどうであれ、七歳児たちはぶつけ合わせ続けるだろう。

Nature News
Fossil scars capture dinosaur headbutts
Matt Kaplan, 19 October 2012
Nature doi:10.1038/nature.2012.11624
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