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初期人類のC4植物食

人類の祖先は草の食通だった



by Ann Gibbons on 12 November 2012, 3:38 PM


草の根運動。チャドから産出したこれらのアウストラロピテクス・バーレルガザリの歯はそれがイネ科植物の根とカヤツリグサ科植物を食べていたことを示す。
Credit: Michel Brunet/MPFT


タデ食う虫も好き好き――それは最初期の人類にまでさかのぼっても真理だった。350万年前まで、中央アフリカの国チャドにいたとある初期ヒト族動物はすでに独自の明瞭な味の好みを発達させていた――文字通り。今日Proceedings of the National Academy of Sciences誌にオンラインで発表された新子意見級によると、アウストラロピテクス(Australopithecus)属の3つのメンバー――有名なルーシーの近縁――はイネ科植物とカヤツリグサ科植物に目がなかった。

人類の仲間の最初期のメンバーは直立して歩いていたが、彼らはまだ人類より類人猿に似ていた――脳はチンプ-サイズで体は小さく、毛に覆われていた。そして、「およそ350年前、少なくとも中央アフリカでは、ヒト族動物の食性が類人猿的な果実食からヨシ/スゲ食へとシフトした」と、コレージュ・ド・フランス(パリ)の古生物学者、ミシェル・ブルネ(Michel Brunet)は話す。その化石を発見したのは彼のチームだ。この暖地型牧草などの、いわゆるC4植物(特定の炭素同位体に富む)に含まれる栄養強化食は、森林で果実、種子、および植物を食べる、チンパンジーやゴリラなどの類人猿の従来の食性からの大きな移行だった。

研究者たちは人類の仲間のメンバーが、類人猿が好む果実が豊富な食性から、より開けた草原に見られる植物と動物に依存する食性へと移行したのがいつか、長らく知りたがってきた。歯のエナメルにおける炭素の2つの非放射性同位体――13Cと12C――の比率を研究することによって、研究者たちは大昔の生き物が森林に豊富な食物を食べていたのか、それとも草原の植物を食べていたのかを見分けることができた。

3年前、研究者たちは最初期の知られているヒト族動物の一つである、440万年前のアルディピテクス・ラミドゥス(Ardipithecus ramidus)の歯にこの手法を使った。彼らはAr・ラミドゥスがまだ類人猿が好むC3植物の種類を偏って食べていたことを見いだした。それはこの種がまだ多くの時間を森林で過ごしていたことを示した。約400万年前、Au・アナメンシス(Au. anamensis)などのヒト族動物の歯はよりエナメルが厚く、大臼歯が大きくなり始めた。それは食性に大きな移行があったことを示す。しかし最近まで、研究者たちはそのような古い化石の歯で炭素同位体を研究することによって検証するのは不可能だった。同位体を取り出す手法が破壊的すぎたからだ。今では、ここ15年のうちに使えるようになった新しいレーザーアブレーション手法によって、彼らは歯を破壊することなく炭素同位体の試料を採ることができる。

ブルネは、オックスフォード大学(英国)の考古学者で化石歯エナメルの同位体分析の専門家である、ジュリア・リー=ソープ(Julia Lee-Thorp)にチャドのジュラブ砂漠から産出したAu・バーレルガザリ(Au. bahrelghazali)種の3個体からの3本の歯で同位体を調べる許可を与えた。この種は有名なルーシーの部分骨格の近縁である。ルーシーの種Au・アファレンシス(Au. afarensis)は同時期に東アフリカに棲息していた。3個体のAu・バーレルガザリの化石歯は300万から350年前までに及び、13に富んでいた。それは、古代チャド湖の氾濫原と亜流域の周辺に育っていたヨシ、カヤ、塊根などのイネ科植物とカヤツリグサ科植物が豊富な食性のしるしである。「驚いた。これらの人たちが(人類進化における)とても初期に生きていたものだから」とリー=ソープは話す。

この研究結果は少なくとも1つのヒト族の種はすでにより広い食性に適応していたジェネラリストであり、チンパンジーが好むより広い範囲の食料を求めてより開けた地形に日和見的に漁りに行っていたことをほのめかす、とユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの解剖学者、クリストファー・ディーン(Christopher Dean)は話す。Au・アファレンシスを含む、300万から350万年前に生きていた他のヒト族動物たちもこの草を食むことへの移行をしていたのかを知るのは興味深い。

あるいは、アーカンソー大学(フェイエットヴィル)の古人類学者、ピーター・アンガー(Peter Ungar)が言うように、「もしかしたらヒト族のウシはそんなに珍しくなかったのでは?」

元記事
Science NOW
Human Ancestors Were Grass Gourmands
by Ann Gibbons on 12 November 2012, 3:38 PM

原論文
Julia Lee-Thorp, Andossa Likius, Hassane T. Mackaye, Patrick Vignaud, Matt Sponheimer, and Michel Brunet
Isotopic evidence for an early shift to C4 resources by Pliocene hominins in Chad
PNAS Published online before print November 12, 2012,
doi: 10.1073/pnas.1204209109
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