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初期農耕民の人口の乱高下

ヨーロッパで最初の耕作者は来て、行った



by Ann Gibbons on 16 November 2012, 5:26 PM



6000から7000年前にヨーロッパへさっそうと現れた最初の農耕民はうぬぼれて自分のズボン――あるいは動物の皮――より大きくなりすぎたらしい。西ヨーロッパ中の考古学遺跡の新しい研究は新石器時代の農耕社会にある著しく一致したパターンを際立たせる。すなわち、彼らの人口が大きくなりすぎ、拡大が速すぎ、そして彼らがピークに達したすぐ後に崩壊した。

「我々は急騰と破滅の劇的な歴史を見ることができる」とユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)の考古学者、スティーヴン・シェナン(Stephen Shennan)は昨日のカリフォルニア州サンフランシスコにおける第111回米国人類学会会合で報告した。

研究者たちは長らく最初の農耕民がヨーロッパに定住すると、彼らが辞めた遊牧民や漁民よりも生活が安定になった想定してきた。栽培植物と家畜動物は安全な食料源であり、産める赤ちゃんが増え、深い根を下ろせるようになるはずだ、と推論された。農耕人口が漸次的に成長したという全体像が現代まで現れた。「一般的に人口は、長期的な大陸および地球の傾向に従って、ゆっくりと増えたと想定されてきた」とシェナンは話す。

だが、ヨーロッパの異なった地域で最初の農耕民が到着した後にその土地での人口成長に何が起こったのかを詳細に調べた研究はなかった。UCLの進化遺伝学者、マーク・トマス(Mark Thomas)とともに研究し、シェナンはヨーロッパにおける考古学遺跡での較正済み放射性炭素年代を使って、人口の数の上昇と下降を追跡する計算手法を開発した。彼らはある地域の新石器時代の住居への年代が増えると、そのぶん人口が高い(異なった考古学遺跡からの年代の異なった数を修正した後に)と推論した。いちど彼らは年代のクラスターを使ってヨーロッパの考古学遺跡における人口の成長と下降のパターンを追跡し、遺跡で見つかった花粉のタイプと年代に見られるパターンを研究することによって彼らの手法を較正した。花粉はいつ農耕民が作物を育てるために林地を切り開いたかを反映する。2つの人口成長の記録は一致した、とシェナンは話す。

彼らはそのデータを調査すると、予想どおり、実際に多くの地域で農耕の開始とともに人口が急速に増えたことを見いだした。しかしこれらの人口水準は維持されなかった。この新しい食糧システムは、増えた人口を支える潜在性があるにもかかわらず、安定性をもたらさなかった。「人口水準の変化が示す特徴的な地域的パターンは、不安定のもの、急騰と破滅のものだ」とシェナンは話す。

なぜ農耕民の数は上昇して下降したのだろう?シェナンは気候変化が農耕民を打ち負かしたのかどうかをテストするため、人口の成長と下降のパターンを、グリーンランドのアイスコア試料に反映された、地域の気候変動と比較した。しかし意味のある一致は見られなかった。「それならなぜ急騰-破滅の振動があるのだろう?我々には分からない」とシェナンは話す。

シェナンのチームはこの急騰と破滅のパターンがこれらの地域社会の社会的、経済的、および文化的生活に負の効果を持ったことも示す。ブリテンにいた初期農耕民の骨格についての最近の一研究も、人口が爆発したすぐ後に暴力の急上昇を見いだした。「どうあっても、我々が示したのはこの初期農耕システムでは、これらの高い人口水準が維持できなかったということだ」とシェナンは話す。

この発表を聞いた他の研究者たちは、これが研究者が気候変化と結びつかない新石器時代人口の急騰と破滅のパターンを示した初めてのものだと話した。「それは採食から農耕への置き換わりが我々のあり方と世界のかたちに大きな衝撃を持つことを大きなスケールで示す」とワシントン大学(シアトル)の人類行動生態学者、エリック・スミス(Eric Smith)は話す。「初めから農耕が不安定な人口を伴うものなら、興味深いことだ」

Science NOW
Europe's First Farmers Came, Then Went
by Ann Gibbons on 16 November 2012, 5:26 PM

原発表
Stephen J Shennan
Boom and Bust In Europe’s Early Farming Societies
American Anthropological Association 2012 Annual Meeting
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