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ボイジャー1号は新領域へ

思わせぶりなヒントはあるが、ボイジャー1号はまだ星間空間へ渡っていない



By John Matson, December 4, 2012


太陽圏の縁でのボイジャー1号(上)およびボイジャー2号(下)宇宙機に対する太陽(白矢印)と星間(黒矢印)の磁場の図解。Credit: NASA/JPL-Caltech

ボイジャー1号はどこまでも進む…がまだ過ぎ去ってはいない。

この1977年に打ち上げられ、長旅を経たNASAの宇宙機は太陽圏の外側に向かっている。太陽圏は太陽から外へのプラズマ流によって膨らむ宇宙に浮かんだ変動する泡である。ボイジャー1号はヘリオポーズ――太陽圏の外縁――に近づいてきている。そこは太陽風が星間空間と出会うところだ。しかしそれに反する興味をそそるヒントにもかかわらず、この探査機はまだ太陽圏の内側にいる、とミッションの科学者たちは発表した。星間空間への空前の渡河をしたのではなく、ボイジャー1号はまた別の我々の身近な宇宙環境の構造にあるシワを発見しているように見える。それは一種の太陽圏とその後ろとを結ぶ磁気ハイウェイだ。

「ボイジャーは我々が認識していなかった太陽圏の新しい領域がそこにあることを発見している」と、カリフォルニア工科大学のボイジャー・プロジェクト科学者、エド・ストーン(Ed Stone)は12月3日のテレビ会見で話した。「我々はまだ内側にいるように見える。しかし今では磁気は外側と繋がっている。それは粒子を内側にも外側にも行かせるハイウェイに似ている」

ボイジャー1号は新しい領域へと8月に移り、突然に周囲の低速太陽粒子の数の大きな下落と、それに対応する太陽系の外側からやってくる高エネルギー宇宙線粒子の数の急上昇を記録した。「それはまるで誰かが水門を開けて水がぜんぶ川を流れ落ちるかのようだ」とジョンズ・ホプキンス大学応用物理学研究所のトム・クリミジス(Tom Krimigis)は話した。「光速に近い速さで上流に漕ぎ進むボートがやっと入ることができている」


ボイジャー1号からのデータは太陽イオン(上)の突然の下落を示し、それと同時にこの宇宙機は星間空間からの宇宙線の数(下)の増大を検出した。Credit: NASA/JPL-Caltech/GSFC

宇宙線粒子の突然の流入にもかかわらず、ボイジャー1号はまだ太陽圏の内側にいるとチームは結論づけた。この探査機の磁気計がまだ、太陽のプラズマから星間空間への境界を飛び越えるときに予想される、磁場方向の変化を記録していないためだ。「粒子のデータ単独だけを見たなら、『さあ、我々は外に出た。太陽系よさようなら』と言っていただろう」とクリミジスは話した。「しかし自然はとても機知に富んでいて、ルーシーはまたアメフトボールを取り上げてしまった」

ボイジャー1号は現在、太陽から183億キロメートルにあって、あらゆる人工物が到達したところより遠くにいる。それだけ距離があるため電波信号を地球からヴォイジャーへ、そしてその逆と往復させるのに34時間かかる(たとえば、命令を送って命令を受けたという確認を受け取るまで)。そしてボイジャー1号ががヘリオポーズを打ち破って星間空間に入るまで、それがさらにどれだけ旅すればいいのか誰にも分からない。「それはさらに数ヶ月かかるかもしれないし、数年かかるかもしれない」とストーンは話した。

Scientific American Blogs
Despite Tantalizing Hints, Voyager 1 Has Not Crossed into the Interstellar Medium
John Matson, December 4, 2012
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