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中期三畳紀の恐竜形類

知られている最古の恐竜の仲間が見つかった



恐竜の誕生は以前の考えより1500万年早かった

Brian Switek
05 December 2012


ニャササウルスは三畳紀にパンゲアの南部地域を歩き回っていたと思われる。
M. Witton/Natural History Museum, London


恐竜時代の曙は2億3000万年前に始まったと考えられていた。だが新しい発見がその起源をさらに1500万年前にさかのぼらせた。

古生物学者たちは長らく最古の恐竜を探し求めてきた。いま、2体の標本からなる骨格の断片によって、恐竜が未曾有の最大の大絶滅――約2億5200万年前のペルム紀から三畳紀への移行前後に起こった破滅――の後に続いて出現したことが分かった。

2億4300万年前の、ニャササウルス・パルリングトニ(Nyasasaurus parringtoni)は知られている最古の恐竜であると思われる。ワシントン大学(シアトル)の古生物学者、スターリング・ネスビット(Sterling Nesbitt)と彼の共同研究者たちは、この動物をBiology Letters誌に今日発表された研究の中で記載した。

発見された標本が断片的なためにこの動物の姿ははっきりしない。だが、それと初期の恐竜類および恐竜形類の祖先との関係に基づいて、ネスビットはニャササウルスが「ラブラドール・レトリバーの大きさ」ぐらいの脚の細長い、頸の長い二足歩行の生き物だったと想像している。

たとえニャササウルスが真の恐竜類でなくても、この発見によって恐竜類に近い祖先が、南米で見つかった知られている最古の恐竜、エオラプトル(Eoraptor)より1500万年前に存在していたに違いないことが立証される、とネスビットは指摘する。

ニャササウルスの時代は恐竜が、ペルム紀の大絶滅後に放散した主竜類――翼竜類、ワニ類、およびそれらの仲間を含む「支配的爬虫類」――の一系統にすぎなかったことを暗示する。恐竜の時代はまだ終わっていない。現生鳥類はこの系統の直接の子孫であり、恐竜の君臨が続いている。彼らはパンゲアの三畳紀の森をちょこちょこ走り回っていた小型の、すらりとした祖先によく似ている。

化石は1930年代にタンザニア南部で、ケンブリッジ大学(英国)の古生物学者、レックス・パリントン(Rex Parrington)によって発見された。パリントンの学生だったアラン・チャリグ(Alan Charig)は50年にわたってニャササウルスを研究した。彼はその骨が最初期の恐竜か、見つかっているなかで恐竜に最も近い類縁のどちらかのものであると考えた。チャリグは正式な記載を発表する前に亡くなったが、ネスビットが彼の始めた研究を完成させ、チャリグの名前を共著者の一人に並べた。

家系図
上腕骨と脊椎上のかすかだが明瞭な形質がチャリグの解釈が正しかったことを示している。上腕骨はニャササウルスが急速に成長したしるしも示している。それは初期恐竜類に特徴的なものだ。

ブリストル大学(英国)の古生物学者、マイケル・ベントン(Michael Benton)はニャササウルスが恐竜の家系図の基部のすぐそばに位置することに賛成する。「著者たちがそれが100%確実に恐竜の一種であると言っていないのは、適切な保守的態度だ」とベントンは話す。だがそれでもこの発見は恐竜類の起源がもっと早かったことを確かめる。

ニャササウルスが恐竜の起源に加えたさらなる1500万年は、恐竜類の最初の拡大が以前の考えより長い時間フレームにわたって起こったことを示す、と著者たちはいう。そしてそれがタンザニアに由来したことは、恐竜類がパンゲア超大陸の南部地域だったところで最初に進化したという主張を支持する。

元記事
Nature News
Earliest known dino relative found
Brian Switek, 05 December 2012
Nature doi:10.1038/nature.2012.11959

原論文
Sterling J. Nesbitt, Paul M. Barrett, Sarah Werning, Christian A. Sidor and Alan J. Charig
The oldest dinosaur? A Middle Triassic dinosauriform from Tanzania
Biol. Lett. 23 February 2013 vol. 9 no. 1
Published online December 5, 2012 doi: 10.1098/rsbl.2012.0949



知られている最古の恐竜?



by Michael Balter on 4 December 2012, 7:10 PM


最初の恐竜? 知られている最古の恐竜か近縁種のどちらかである、ニャササウルスの画家による復元図。
Credit: Copyright Natural History Museum, London/Mark Witton


古生物学者たちのチームは知られている最古の恐竜――約2億4300万年前に棲息していたラブラドール・レトリバーほどの大きさの生き物――を同定したかもしれないと考えている。それは知られている最古の恐竜より少なくとも1000万年は早く、恐竜がどのように進化したかについての研究者たちの考え方を変えうるものだ。しかし、この研究の著者たちを含む一部の科学者たちは、その化石が恐竜の近い類縁のものである可能性もあることを注意している。

最初期の恐竜までさかのぼることは簡単ではなかった。古い化石は断片的であることが多く、研究者たちはその進化的血統についていつも合意するとは限らない。だが、古生物学者たちはアルゼンチンで発見され、2億3000万年前の年代である小さな標本――エオラプトル(Eoraptor)やエオドロマエウス(Eodromaeus)などの名前を持つ――が真の恐竜類であることに同意する。そして2010年、ワシントン大学(シアトル)の古生物学者、スターリング・ネスビット(Sterling Nesbitt)の率いるチームは、タンザニアのマンダ層(Manda Beds)での恐竜類に近縁な動物の発見Nature誌に報告した。マンダ層は2億4200万と2億4500万年前の間に年代決定された地層である。アシリサウルス(Asilisaurus)と呼ばれるその標本は恐竜類ではないが、いわゆる「姉妹タクソン」――すなわち、恐竜ではないが恐竜にあたう限り近い種――に属する。

それはネスビットと彼の共同研究者たちを他にどんなものがマンダ層で見つかっているかに注目させた。腕の骨といくつかの脊椎を含む、1セットの化石が1930年代に発見されていて、ロンドンの自然史博物館の著名な古生物学者、アラン・チャリグ(Alan Charig)によって何十年にもわたって研究された。彼が1997年に死ぬ前に、チャリグはその標本をニャササウルス(Nyasasaurus)と命名したが、それが恐竜類の一種だったかどうかについての結論を彼が発表することはなかった。

新しい研究は南アフリカ博物館(ケープタウン)に保管されるニャササウルスの化石も含む。研究のために、ネスビットのチームは骨の他の恐竜類およびその類縁との体系的な比較を行った。研究結果を今日Biology Letters誌に報告した研究者たちは、真の恐竜類に特徴的な多数の形質を見いだした。たとえば、ニャササウルスはその上腕の縁に沿って広い骨の稜を持つ。それはこの動物の胸の筋肉が付着していたと思われる稜だ。この稜は骨の全長の30%以上に延びているように見える。これは紛れもない恐竜類の特徴だ。ニャササウルスはその仙骨に3個の脊椎を持つ。仙骨は骨盤に付着する脊柱の一部だ。恐竜類の祖先は仙骨に脊椎を2個しか持っていなかった。そしてチームの一員でカリフォルニア大学バークリー校のサラ・ワーニング(Sarah Werning)が行った腕の骨の顕微鏡下での研究は、この動物の発達中にそれが非常に急速に成長したことを示す。それも恐竜と、後の哺乳類や鳥類に典型的な特徴である。

ネスビットによると、いずれかの形質単独ではなく、この形質の組み合わせがニャササウルスが「恐竜か最も近い類縁のいずれか」だったことの強い証拠をなすという。さらに、エオラプトルやエオドロマエウスなどの初期恐竜が少なくとも1000万年後にアルゼンチンに現れた時期までに、すでに恐竜類は何百万年もの進化を経ていたに違いない多様なグループになっていた。それは恐竜の進化がそれよりかなり前の時期に始まっていたに違いないことを意味する、とネスビットは話す。そして特に恐竜に非常に近縁な動物、アシリサウルスも約2億4300万年前のマンダ層に生きていたことは、ニャササウルスを初期恐竜類の良い候補にする。

チームは、化石産地がタンザニアであっても、その発見が最初期の恐竜類がアフリカで進化したことを示すのではないことを強調する。当時、アフリカはパンゲアと呼ばれる超大陸の一部であり、それは現在の南アメリカ、南極、およびオーストラリアも含んでいた。しかしこの結果は、最初の恐竜類が彼らの出現のすぐ後に起こった急速な進化という「初期爆発」の中で多様化したという、一部の研究者の考え方と対立するだろう。

腕の骨が完全でないことから、ニャササウルスが恐らく恐竜だが確実ではない、と著者たちが言っているのは「適切に注意深い」とブリストル大学(英国)の古生物学者、マイケル・ベントンは話す。だがチームがそれが真の恐竜であることに「100%確信」していなくても、それほど初期に恐竜の近縁が存在したことは、「[恐竜類が]当時すでに起源していたに違いないことを保証する」とベントンは続けた。

サンパウロ大学(ブラジル)の古生物学者、マクス・ランゲル(Max Langer)は腕の骨が断片的であることがその稜の長さの推定を「非常に推論的」にすることに同意し、最初期の恐竜の発見についてのいかなる「大胆な主張」をすることにも反対する。

この発見の「初期爆発」仮説への示唆については、アメリカ自然史博物館(ニューヨーク市)の古生物学者、スティーヴン・ブルサット(Stephen Brusatte)はそれは「初期爆発という考えをまったく比定するものではない」と力説する。ニャササウルスが恐竜類の姉妹タクソンにすぎないとしたら、初期爆発仮説は「ニャササウルスの時代と[2億3000万年前の]アルゼンチンにいた明白な真の恐竜類の数種が見られる時代の間に真の恐竜類が棲息した場合にのみ却下される」とブルサットは話す。

それにもかかわらず、「これからの10年のうちにマンダの発見が[強大な恐竜類の出現についての]我々の理解を大きく変えるんじゃないかと思う」とブルサットは話した。

元記事
Science NOW
The Earliest Known Dino?
Michael Balter, 4 December 2012, 7:10 PM



地球上で最古の恐竜がたぶん発見された



Jeanna Bryner, LiveScience Managing Editor
Date: 04 December 2012 Time: 07:10 PM ET


タンザニアの中部三畳系からのニャササウルスの画家の絵。
CREDIT: © Natural History Museum, London / Mark Witton


長い頸と長い尾を持つラブラドール・レトリバーほどの大きさのよろよろした動物が知られている世界最古の恐竜だと思われる、と1930年代にタンザニアで発見された化石化した骨を分析した研究者たちは言う。

いまニャササウルス・パルリングトニ(Nyasasaurus parringtoni)と命名された恐竜は現在とは違った地球を歩いていた。それは2億4000万と2億4500万年前の間の、この惑星の大陸がまだ互いに縫い合わされてパンゲア陸塊を形づくっていた頃に棲息していた。タンザニアはパンゲアの南側の一部であり、そこにはアフリカ、南アメリカ、南極、およびオーストラリアも含まれていた。

それは直立して立ち、全長7から10フィート(2から3メートル)、腰高3フィート(1 m)で、体重は45から135ポンド(20から60キログラム)の間であったと思われる。

「新しく命名されたニャササウルス・パルリングトニが最初期の恐竜でなくとも、それはこれまで見つかった中でもっとも恐竜に近縁だ」と筆頭研究者でワシントン大学のポスドク生物研究者のスターリング・ネスビット(Sterling Nesbitt)は話した。

この研究結果は12月5日にBiology Letters誌に詳細に報告された。それは、恐竜の系統を以前知られていたのより1000万から1500万年さかのぼらせ、すっかり約2億4500万年前から2億2800万年前まで続いた中期三畳紀の期間に入れてしまった。

一匹の恐竜の年代

この研究は一見少ししかない骨――上腕骨(上腕の骨)と6つの脊椎――に基づいているが、ネスビットは恐竜についての我々の知識のほとんどは似たような数の骨から来ていると指摘した。ほぼ完全な骨格が発掘され、博物館の目玉となるような少しの恐竜は稀にしかない。

その研究に当たって、研究者たちはその骨が本当に恐竜のものなのか、そしてこの動物がどれぐらい昔に生きていたのかを判断しなくてはならなかった。

彼らは化石の年代をそれが見つかった岩石の層とその上と下の層の年代に基づいて決めた(時間とともに堆積物の層は上へと集積し、垂直断面をある種の過去へのタイムラインのようにする)。

彼らは世界中で見つかっている似た動物の化石を伴う岩石層の年代も調べた。

この動物が恐竜類であるかどうかについては、いくつかの手がかりが肯定している。たとえば、恐竜は急速に成長する。上腕骨の断面は骨組織が成り行き任せに並んでいたことを示し、これは急速な成長をしめすサインである。

「我々は骨組織からニャササウルスがたくさんの骨細胞と血管を持っていたと言うことができる」と共著者で骨の分析をした、カリフォルニア大学バークリー校のサラ・ワーニング(Sarah Werning)は話した。「現生動物では、このたくさんの骨細胞と血管は、一部の哺乳類や鳥類のような、急速に成長する動物にしか見られない」とワーニングは発表文の中で述べた。


この骨スキャンにあるパターンは、他の初期恐竜類のそれと同様に、骨繊維が無秩序であることを示す。
CREDIT: ©Natural History Museum


上腕の骨も明瞭に延びた稜を誇っていた。それは腕の筋肉のための付着位置として働いていただろう。

「それは肩の筋肉か恐竜におけるその相当する筋肉のものだ」とネスビットはLiveScienceに語った。そして「初期恐竜類はこの特徴を持つ唯一のグループだ」と続けた。

古脊椎動物で地質学者のハンス=ディーター・ズース(Hans-Dieter Sues)はこの化石につけられた年代と恐竜のタグに同意する。彼はこの研究に関わっていない。「私はこの骨を1970年代に見た。故アラン・チャリグ(共著者の一人)がそれらを私に見せてくれたんだ」と国立自然史博物館(ワシントンDC)のズースはEメールでLiveScienceに語った。「当時、彼の研究仲間に恐竜類が地質学的歴史のそんなに早くに現れたということを受け入れる者はいなかっただろう」

ズースは追加的な、より完全な化石がニャササウルスと他の恐竜類との間の関係を確かめるのに必要だと続けた。

長年の疑問に答える

古生物学者たちは約150年間にわたって、最古の恐竜類が後期三畳紀に当てはまることから、恐竜類が中期三畳紀に存在したことを示唆してきた。ところが、その証拠は不確実性をはらんでいて、恐竜に似た足跡や非常に断片的な化石に基づく結論しか出せなかった。足跡は解釈が扱いにくいことがあり、この場合、当時地球を歩き回っていた他の動物が似た後ろ足の足跡を作ったと思われるために難しかった。

「この発見より前は、すべての最古の恐竜はぜんぶアルゼンチンの同じ古さの同じ場所からであり、その堆積物は約2億3000万年[前]だ。だからこれは恐竜の系統または恐竜にもっとも近縁な動物を中期三畳紀にすっかりと押し戻す」とネスビットは電話インタビューの間に話した。「これは我々の中期三畳紀の恐竜のいちばんの証拠だ」

恐竜のタイムラインをさかのぼらせることに加えて、この研究は恐竜類がどのように地球上に現れたのかも明らかにするとネスビットはいう。

ジュラ紀と白亜紀の全盛期の卓越した動物として地球上に目覚めたのではなく、恐竜類はその支配をしだいに強化していった。

「彼らは特有のグループだったが、彼らはすぐに進化して地球の生態系を乗っ取ったのではなかった」とネスビットは話した。「我々が博物館で見るもののほとんどは彼らが卓越していたジュラ紀と白亜紀からのものだ――その起源では彼らは主竜類の放散の一部にすぎなかった」主竜類は恐竜類、ワニ類、およびその仲間を含む三畳紀の間に卓越した陸上動物である。

ネスビットはこの発見が他の古生物学者たちに中期三畳紀の岩石の発掘と恐竜類化石の探索を促すことを願っている。

元記事
LiveScience
Earth's Earliest Dinosaur Possibly Discovered
Jeanna Bryner, Date: 04 December 2012 Time: 07:10 PM ET

(12/7追記)
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