Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://yuihaga.blog.fc2.com/tb.php/191-002815d9

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

火山灰に焼かれたサイ化石

900万年前にサイが「火あぶり」にされたことが化石から明らかになった



Jeanna Bryner, LiveScience Managing Editor
Date: 26 November 2012 Time: 09:00 AM ET


生きていたときは、このサイは3,300から4,400ポンド(1,500から2,000キログラム)のあいだの体重で、だいたい若いシロサイの大きさだったが、その頭部はもっと短かった、とアントワンヌは話した。この動物はポンペイスタイルの噴火で死んだとき、10から15歳の亜成体だった。
CREDIT: Reconstruction by Maëva J. Orliac


約920万年前、ヴェスヴィオ火山のような噴火でカ氏750度(セ氏400度)以上に達した溶岩に包まれたとき、2本の角をそなえた若者のサイが文字通り火あぶりになった、と科学者たちはいう。

その顛末はたぶん幸運なものだろう。このサイ科動物の頭骨が良く保存され、それとともに語る話を残した。

この火山岩に保存された頭骨の分析から、この動物のぞっとする最期がほぼ即死だったことが分かった。「死体はおよそ400℃の温度下で焼かれた後に、火砕流のなかで分断され、そして頭骨が体から分離した」と研究者たちは12月21日にPLoS ONE誌の中でオンラインで記述した。この火山灰の流れは離れた頭骨を噴火地点から約19マイル(30キロメートル)北へ運んだ。そこがトルコ中央部のカッパドキアの中の、頭骨の発見場所である。

「関節がつながった頭骨と下顎骨が単独で見つかり、周りには他にサイの骨はなく、サイの仲間である可能性がある、いくつかの肋骨の断片だけが例外だった」と研究をしたモンペリエ大学(フランス)のピエール=オリヴィエ・アントワンヌは話した。


写真にあるサイの頭蓋と下顎はこの動物が約920万年前に生きていた時の通りに示されている。
CREDIT: PO Antoine (ISE-M), PLoS ONE


生きていたとき、このサイ類(Ceratotherium neumayri)は体重3,300から4,400ポンド(1,500から2,000キログラム)で、若いシロサイぐらいの大きさだったが、それより短い頭部を備えていた、とアントワンヌは話した。この動物はポンペイスタイルの噴火で死んだとき、10歳から15歳の亜成体だった。

アントワンヌは過去19年間に何十個もの化石頭骨を発掘してきていて、彼によるとこの標本の外面は「極めて異常」だという。たとえば、「骨の表面は頭骨と下顎のぜんぶの周りでざらざらで皺が寄っていた。象牙質(歯の内部組織)は信じられないほど脆く、場所によっては『腐食』を受けたような状態だった」とアントワンヌはLiveScienceにEメールで語った。

研究者たちがこの化石を顕微鏡下で観察すると、この動物が火山流の高温で熱せられていたことを示す構造変化が見つかった


いわゆるチャルダック・カルデラ。カッパドキアに大量の火山灰を降らせた火山で、現在は活動していない。そうであっても、厚い火山灰層は何百万年にもわたって集積してきた。「そして、侵食がそこに私が見たことのあるもっとも雄大な景観を作り出した」と研究をしたモンペリエ大学(フランス)のピエール=オリヴィエ・アントワンヌは話した。
CREDIT: PO Antoine (ISE-M)


「一つの火山が実在したわけではないが、後期中新世-鮮新世の何百万年もの期間にわたって、カルデラは大量の火山灰をカッパドキアに撒き散らした」とアントワンヌは話した。それは950万年前から300万年前まで続いた。同様のカルデラの例は、はるかに小さいものだが、フィリピンのピナトゥボ山とインドネシア、ジャカルタの西にある火山島、カラカトアがある。

このいわゆるチャルダック・カルデラ(Çardak caldera)は現在は活動していない。そうであっても、厚い火山灰層が何百万年にもわたって集積してきた。「そして、侵食がそこに私が見たことのあるもっとも雄大な景観を作り出した」とアントワンヌは述べた。

LiveScience
Rhino 'Cooked to Death' 9 Million Years Ago, Fossil Reveals
Jeanna Bryner, Date: 26 November 2012 Time: 09:00 AM ET

原論文
Pierre-Olivier Antoine, Maeva J. Orliac, Gokhan Atici, Inan Ulusoy, Erdal Sen, H. Evren Çubukçu, Ebru Albayrak, Neşe Oyal, Erkan Aydar and Sevket Sen
A Rhinocerotid Skull Cooked-to-Death in a 9.2 Ma-Old Ignimbrite Flow of Turkey
PLoS ONE 7(11): e49997.
doi:10.1371/journal.pone.0049997
スポンサーサイト
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://yuihaga.blog.fc2.com/tb.php/191-002815d9

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。