Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://yuihaga.blog.fc2.com/tb.php/195-34f8ceaf

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

堆積物が示す貞観津波

古代の地震が2011年の日本の大災害を予示していた



Crystal Gammon, OurAmazingPlanet Contributor - Dec 13, 2012 03:58 PM ET


2011年3月11日に起こったマグニチュード9.0の東北沖の本震と、5月20日までのマグニチュード5.5以上の166回の余震を示す地図。暖色になるほど最近のイベントであることを示す。大きなシンボルほど大きな地震マグニチュードであったことを示す。
CREDIT: USGS


後知恵は晴眼(Hindsight is 20/20)とことわざで言うが、新しい研究によるとそれは2011年に日本の東北地方を襲った破滅的な地震と津波にも当てはまるようだ。

地震の前に、この地域の地震ハザードマップには日本海溝に沿った巨大地震の危険はないとされていた。日本海溝は2011年のイベントの原因となった沈み込み帯である。(沈み込み帯は地球のテクトニック・プレートが別のプレートの下に潜り込む領域だ。)いま、東北大学で研究する地質学者たちは西暦869年に起こった、今回の地震に匹敵する大きさの地震および津波に結びつく古代の堆積物を特定した。

研究者たちと当局がこれを去年の地震の前に知っていたら、地震の前に緊急時計画を改善できていただろう、と日本地質調査所の古地震学者、澤井祐紀は話した。彼はこの新しい研究を率いた人物だ。

「津波地質学は過去の巨大な東北地震の再発とそれらに伴う津波の最小内陸浸水範囲の推定を提供する潜在性があった」と澤井は11月9日にGeophysical Research Letters誌に発表された報告に書いた。それは「避難地図の改善と啓蒙活動の周知によって死傷者を減らしただろう」とも彼は書いた。

869年の日本の地震

澤井のチームは日本の本州東岸に沿った歴史津波による砂の堆積物を調査した。層序と放射性炭素年代を用いて、彼らはそれらの堆積物の一つを貞観地震に結びつけることができた。貞観地震は869年に東北を襲った巨大地震だ。

貞観堆積物は仙台市の下にあり、本州の海岸沿いにおよそ62マイル(100キロメートル)、内陸に1.1マイル(1.8 km)も延びていた。澤井のチームはこのデータを使って貞観地震のパラメータをモデル化した。彼らは少なくとも8.4のマグニチュードがあり、少なくとも長さ124マイル(200 km)、幅62マイル(100 km)の日本海溝の地震破壊を伴っていたと推定する。(2011年の地震はマグニチュード9.0で長さ約190マイル(300 km)の断層セグメントを破壊した。)

新しい研究結果は大地震がこの地域で500年から800年ごとに起こっていることを示す――研究者たちの以前の見積もりより頻度が高い。

将来の危機の推測

今まで、研究者たちは869年の地震のマグニチュードを推定することができなかった。

澤井のチームはその地震に8.4という最小マグニチュードを決めたが、最大マグニチュードは計算するのが難しいだろう、と彼は話した。

一つの理由は、貞観イベントによる津波の浸水が砂の堆積物からどれだけ超えていたのか分からないからだ。「今のところ、地質学から浸水を復元することはできないので、砂質津波堆積物の範囲に接する洪水をモデル化しなくてはならなかった」と澤井は話した。

これは貞観津波の大きさを過小評価している可能性が高いことを意味する――2011年の津波の範囲はその砂の堆積物をかなり超えていた。チームは砂の堆積物の外縁を正確に定められていないために、その南北範囲も過小評価しているだろう。

新しい研究結果は東北地方の地震危機評価の改善にも役立つはずだと澤井は話した。

「潜在的な津波浸水の推定は避難地図の改良に役立つだろう」と彼はOurAmazingPlanetに語った。「そして潜在的な地震マグニチュードの推定は都市設計と復興計画にも重要となるだろう」

OurAmazingPlanet
Ancient Earthquake Foreshadowed 2011 Japan Disaster
Crystal Gammon, Dec 13, 2012 03:58 PM ET

原論文
Yuki Sawai, Yuichi Namegaya, Yukinobu Okamura, Kenji Satake, and Masanobu Shishikura
Challenges of anticipating the 2011 Tohoku earthquake and tsunami using coastal geology
Geophysical Research Letters, Vol. 39, L21309, 6 PP., 2012
doi:10.1029/2012GL053692
スポンサーサイト
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://yuihaga.blog.fc2.com/tb.php/195-34f8ceaf

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。