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特殊化した歯の化石鳥類

硬い食物に特殊化した最初の化石鳥類



イリノイ州ディアフィールド(2013年1月7日)―ダーウィンフィンチのクチバシの形の多様性は進化適応の古典例だ。そのクチバシは生態系の多様性を反映して、非常に広範な大きさと形を持つ。現生鳥類は食物を扱うためのクチバシを持つけれども、それらの化石鳥類祖先は歯を持っていた。いま、新しい化石の発見により一部の化石鳥類が特化した食物に適応した歯を進化させていたことが分かった。


飛行するスルカヴィス・ゲエオルムの復元画。 (Image by Stephanie Abramowicz)

Journal of Vertebrate Paleontology誌の最新号に発表された、初期鳥類の新種、スルカヴィス・ゲエオルム(Sulcavis geeorum)の歯の研究は、この化石鳥類が硬い物を食べる食性を持っていたことを示す。すなわちこの鳥類の歯は昆虫やカニのような硬い外骨格を持つ餌を食べることができた。研究者たちは、この新しい標本の歯が初期鳥類の歯の形の多様性が非常に大きかったことを明らかにし、以前には十分認識されていなかった生態的多様性があったことを示唆すると考えている。

スルカヴィス・ゲエオルムは中国遼寧省の前期白亜紀(1億2100万~1億2500万年前)の地層から産したエナンティオルニス類鳥類だ。エナンティオルニス類鳥類は鳥類の初期グループであり、中生代(恐竜の時代)から産するもっとも数の多い鳥類だ恐竜類――鳥類の起源――はほとんどが肉を食べるのに特殊化した肉食性の歯を備えていた。エナンティオルニス類は歯の縮小の程度が小さく、多様な歯パターンを示す点で鳥類の中で特有である。この新種のエナンティオルニス類は内側面に溝がある頑丈な歯を持っていた。この溝はより硬い食べ物に対して歯を強化していたと考えられる。


中国遼寧省の前期白亜紀層(1億2000万年前)からの化石鳥類、スルカヴィス・ゲエオルムの頭骨の写真。スケールバーはミリメートル。 (photograph by Stephanie Abramowicz)


これまで稜、線条、鋸歯のある縁などの歯の装飾を保存した鳥類種は知られていなかった。「他の鳥類が歯を失っていく中で、エナンティオルニス類は新しい形態と歯の特殊化を進化させていた。我々はまだエナンティオルニス類が白亜紀に成功したが死に絶えてしまった理由を理解していない――たぶん食性の違いが役割を果たしたのかもしれない」、と新しい研究の筆頭著者であるジンマイ・オコナー(Jingmai O'Connor)は話す。

「この研究は白亜紀の間にどれだけ鳥類の多様性が一様でなかったかを再認識させるものだ。他のどの初期鳥類グループよりも多くのエナンティオルニス類がいて、そのそれぞれが独自の解剖学的特殊化をしていた」、と研究の共著者のロサンジェルス郡立自然史博物館のルイス・キアッペ(Luis Chiappe)は話す。


中国遼寧省の前期白亜紀層(1億2000万年前)からの化石鳥類、スルカヴィス・ゲエオルムの写真。スケールバーはミリメートル。 (photograph by Stephanie Abramowicz)

Society of Vertebrate Paleontology, Society News and Events
First fossil bird with teeth specialized for tough diet

原論文
O'Connor, J.K., Y. Zhang, L. M. Chiappe, Q. Meng, L. Quanguo, and L. Di. 2013.
A new enantiornithine from the Yixian formation with the first recognized avian enamel specialization.
Journal of Vertebrate Paleontology 33(1):1-12.



奇怪だ!この奇妙な、太古の鳥類は鋭い歯を持っていた



Tia Ghose, LiveScience Staff Writer
Date: 07 January 2013 Time: 07:30 AM ET


歯のある鳥類の化石骨格が中国で発掘された。この白亜紀の鳥類は昆虫やカタツムリなどの硬い食べ物を割り開くのに特殊化した歯を持っていた。
CREDIT: Stephanie Abramowicz


1億2500万年前に生息していた変な歯を持った鳥類の化石骨格が中国で発見された。この鳥類は歯に異様な稜を持っていて、それによって硬い殻がある昆虫やカタツムリを割り開くことができたと思われる、と研究者たちは話した。

Journal of Vertebrate Paleontology誌の1月号に記載された、この異例な化石はよく保存されていたため、その胃内容物の一部がまだ存在していたほどだ。この新しい発見は恐竜時代に地球上で最初期の鳥類が食べていた食物の範囲を明らかにする。

「歯が奇怪で胃内容物もある、それは異例のことだ」とサウサンプトン大学(英国)の古生物学者、ガレス・ダイク(Gareth Dyke)は話した。彼はこの研究に関わっていない。「それはこれらの独特の中生代鳥類に見られる生態的特殊化の特有性と範囲を示すさらなる証拠だ」

生き物でいっぱい

この新種の標本は、過去15年間に白亜紀(1億4500万から6500万年前の、中生代の終わりの時代)からの多くの化石が見つかっている、中国遼寧省で発掘された、と研究の著者でロサンジェルス自然史博物館の恐竜研究所館長のルイスキアッペ(Luis Chiappe)は話した。この原始時代の森林は、プテロダクティルス類やミクロラプトルなどの恐竜類から原始的トカゲ類やさまざまな樹木まで、太古の生き物でいっぱいだった。その空も鳥類が埋めていた、と彼は話した。


よく保存されたスルカヴィス・ゲエオルムの歯にはそれを覆うエナメルも残っていた。
CREDIT: Stephanie Abramowicz


「これは明らかに太古の鳥類の生物多様性のホットスポットだった」とキアッペはLiveScienceに語った。

歯がある鳥類

新しく発見された鳥類は、スルカヴィス・ゲエオルム(Sulcavis geeorum)という名前のコマドリサイズの生き物で、1億2100万から1億2500万年前までの間に生きていた。スルカヴィス・ゲエオルムはエナンティオルニス目と呼ばれる絶滅した歯がある鳥類目に属する。この目は恐竜時代の間にもっとも数の多い鳥類だった。この小柄な生き物は現在の鳴禽にいくぶん似た外見をしていたが、重要な違いもあった。この鳥類はいくつかの非常に変わった歯を持っていた。

この小さな飛翔動物の歯には鋭い、尖った歯冠があった。さらに、キアッペのチームが見つけた化石には鋸歯状の稜を形成するエナメルがあった。それらの鋸歯状の稜のおかげで恐らくこの鳥類は昆虫、カニ、またはカタツムリの硬い外骨格を割り開くことができた、とキアッペは話した。


化石はよく保存されていたため胃内容物の一部が残っていた。
CREDIT: Stephanie Abramowicz


この奇妙な歯はある種の先史時代の謎のヒントになるだろう。初期鳥類がなぜ歯を持っていたのか、正確には分かっていない。彼らが化石記録に現れてから少なくとも4回歯を失った理由も不明だ。実際に、現在の鳥類は歯のための遺伝子を持っているが、それらの遺伝子はオフにされている、とキアッペは話した。

「伝統的な考えでは、歯は重いので、鳥類は体を軽くするための手段としてクチバシを進化させた。これらの歯はとても小さく、この動物の体重にそんなに大きな影響があったと想像するのは難しい」と彼は話した。

LiveScience
Weird! This Odd, Ancient Bird Had Sharp Teeth
Tia Ghose, 07 January 2013
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