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中期三畳紀の巨大捕食魚竜

海の「T・レックス」は最初のトップ・キラーと呼ばれた



Charles Choi, LiveScience Contributor
Date: 07 January 2013 Time: 03:01 PM ET


巨大な魚竜が約2億4400万年前の海洋を支配した。これは肉の軽い食事を捕らえようとしているところ。
CREDIT: Art by Raul Martin, © 2013 National Geographic Magazine


新しく見つかった巨大なイルカ形の爬虫類捕食動物の化石がいま、歴史上でもっとも破滅的な大絶滅の後に世界がどのように回復したかを明らかにする、と研究者たちは話す。

この先史時代の海のモンスターはこの惑星がいま人類が引き起こしている大絶滅にどのように対処するかについての情報をもたらすだろう、と科学者たちは続けた。

巨大な海棲捕食動物は全長が少なくとも28フィート(8.6メートル)あったことが化石からわかっている。この肉食動物は現在のネヴァダ州中部の山地から2008年に3週間をかけた作業で回収され、今はシカゴのフィールド博物館に保管されている。

この新種は、公式にはタラットアルコン・サウロファギス(Thalattoarchon saurophagis)――「トカゲを食べる海の支配者」を意味する――と名づけられた。それは、現代の鯨類が陸棲哺乳類から進化したように、陸棲爬虫類から進化した海棲爬虫類である、魚竜類の初期メンバーだ。魚竜類は1億6000万年にわたって海洋を泳ぎ回ったが、恐竜時代の終わりより約2500万年前の、約9000万年前に絶滅したと思われる。

「それらはすべての海棲爬虫類の中でもっとも高度に適応しており、魚類のような形を獲得し生きた仔を産んでいた」と研究者のボン大学(ドイツ)の進化生物学者、マーティン・ザンダー(Martin Sander)は話した。

タラットアルコンは巨大な頭骨と顎を有し、切縁がついた大きな歯で武装された顎を使って獲物を捕らえ切断していた。研究者たちによるとこの動物はおそらく自身と同じかそれより大きな獲物に攻撃していたという。


これはフィールド博物館のラボで剖出作業中の頭骨の右側で、上向きの眼球とその前方の巨大な歯がわかる。
CREDIT: Jörg Fröbisch, Museum für Naturkunde, Berlin, Germany


「我々の新しい肉食魚竜は頂点の捕食動物だった。つまりそれは海のシャチやティランノサウルス、現在の陸上の大型ネコ類とと同じ役どころだった」とザンダーは話した。「これは今日まで続く捕食動物の長い列で最初の捕食動物だ。役者は変わってきたが、ゲームは変わっていない」頭骨――鼻先の前端を除く――、ヒレの部分、および上から尾の先端まで完全な椎骨を含む、この動物のほとんどが保存されていた。この化石にはフィールド博物館の発見者、ジム・ホルスタイン(Jim Holstein)にちなんで「ジム」("Jim")というあだ名がつけられた。

この新しく見つかった肉食動物は、地球史上最大の大絶滅のたった800万年後の、2億4400万年前に生きていたと思われる。そのペルム紀末の絶滅では全海棲生物種の80から96パーセントが死に絶えた。比較的小型の種が主な生き残りだった。

「我々の『ジム』は海のT・レックスたちの長い列の中で最初のものだ。それが我々が彼をタラットアルコン、すなわち『海の支配者』と名づけた理由だ」とザンダーは話した。

自分と同じぐらいの獲物を攻撃することができる巨大な捕食動物がペルム紀末の大絶滅のほんのすぐ後に出現したことは、生態系が絶滅のあとに素早く回復したことを明らかにする。

「頂点の捕食動物は生態系が完全だったことを示す非常に良い指標だ。食物網の最上位レベルがいたら、それより下のレベルもいるに違いないからだ。そうでなければ、それは成り立たない」とザンダーは話した。

魚竜類は非常に素早く多様化した。「我々はこのグループを研究することによって大スケールでの進化の過程をより良く理解できることを望んでいる」と研究者のクレアモント・マッケンナ・カレッジの進化生物学者、ラース・シュミッツ(Lars Schmitz)はLiveScienceに語った。

この研究結果は科学者たちに将来に地球に起こることの認識を与える。

「生態系の回復はここ最近ずっと大きなトピックである。とくに我々ヒトがまさにいま、最大の絶滅の一つを引き起こしているからだ」とザンダーは話した。「だから人々は、いちど破壊すると物事を再構築するのにどれだけかかるかを知ることに関心を持っている」

科学者たちは、ナショナル・ジオグラフィック協会によって支援された。彼らの詳細な報告は今日(1月7日)Proceedings of the National Academy of Sciences誌にオンラインで発表された。

LiveScience
'T. Rex' of the Seas Called First Top Killer
Charles Choi, 07 January 2013

原論文
Nadia B. Fröbisch, Jörg Fröbisch, P. Martin Sander, Lars Schmitz, and Olivier Rieppel
Macropredatory ichthyosaur from the Middle Triassic and the origin of modern trophic networks
PNAS January 7, 2013 201216750 Published online before print January 7, 2013
doi: 10.1073/pnas.1216750110
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