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カンブリア紀の内肛動物

太古の触手がある生き物の解剖学についての新しい知見



By Michelle Warwicker BBC Nature
17 January 2013 Last updated at 14:07



科学者たちは5億2000万年前に生息した触手がある独特な海洋生物を解明した。

専門家たちはコティレディオン・ティロデス(Cotyledion tylodes)はクラゲに似た刺胞動物のグループに属すると考えていた。

しかしこの動物の化石化した遺物からの新しい解剖学的証拠は、本種が内肛動物と呼ばれる小型海洋生物のグループの初期メンバーだったことを示す。

この研究結果はScientific Reports誌に発表された。

国際研究チームによる研究の結果は、内肛動物が以前の考えより初期に出現したことを示す。

内肛動物は海水から食料粒子を漉しとって餌にする小型生物だ。

科学者たちは中国雲南省にあるカンブリア紀(5億4500万から4億9500万年前)の澄江化石産地に保存されていた何百点ものコティレディオン・ティロデスの化石を分析した。

これまで、唯一の間違いなく内肛動物のものである化石はジュラ紀(2億500万から1億4200万年前)の地層から産している。

だがこのコティレディオン・ティロデスを内肛動物とする再解釈はこのグループの化石記録を前期カンブリア紀にさかのぼらせる。

コティレディオン・ティロデスのいくつかの解剖学的特徴は現生内肛動物のものと類似する。特に触手の冠部に囲まれた口と肛門をともなうU字形の消化管の存在がそうだ。

「これは…それ[コティレディオン・ティロデス]が萼腔に収まったU字形の消化管を持つことを確かめた最初の研究だ」と本研究を行った、西北大学(中国陕西省西安市)の張志飛(Zhifei Zhang)は話した。


澄江産地からのコティレディオン・ティロデスの化石

この奇怪な外見の生物は、上部のカップのような腔と下部の長い柄がある、ゴブレット形の体を持っていた。その柄で「他の生物の外骨格に付着していた」と張氏は説明した。

コティレディオン・ティロデスは現生内肛動物より大きく、高さが8mmから56mmまであった。その体は外部が、硬皮(sclerites)と呼ばれる硬い構造で覆われていた。それは現生内肛動物では見られないものだ。

進化のビッグバン

「カンブリア爆発」では海洋で豊富な生物種の比較的突然の出現が見られた。

張氏はチームによるコティレディオン・ティロデスが内肛動物門に属するという再解釈が「ほぼすべての現生動物門がカンブリア紀に突然出現した」という考えをさらに支持するものだ、と話した。

だが、冠輪動物(Lophotrochozoa、内肛動物のグループを含む動物の超門)のものである化石はカンブリア紀の化石記録には少ししか見つかっていない。

BBC News
New insights into anatomy of ancient tentacled creature
Michelle Warwicker

原論文
Zhifei Zhang, et al.
A sclerite-bearing stem group entoproct from the early Cambrian and its implications
Scientific Reports 3, Article number: 1066, Published 17 January 2013
doi:10.1038/srep01066
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