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中新世セイウチ類の新化石

オタゴの共同研究が「キラーセイウチ」というかつての主張に疑いを投げかけた



Thursday, 17 January 2013



カリフォルニア州南部で見つかった新しい化石を調査した古生物学者たちは、かつて存在した「キラーセイウチ」という主張に疑いを投げかけている。

オタゴ大学の地質学PhD学生、ロバート・ベーセネッカー(Robert Boessenecker)と共著者のワイオミング大学のモーガン・チャーチル(Morgan Churchill)は今日、その化石についての論文をオンライン科学誌PLoS Oneに発表した。

カリフォルニア州南部から新しく見つかった化石は絶滅したセイウチ、ペラギアルクトス(Pelagiarctos)のものだ。論文はこの化石が、他の海洋哺乳類や鳥類を補食する「キラーセイウチ」が存在したという、かつての考えとは違った仮説を促すものだと報告している。

このセイウチ種の化石が最初に見つかったのは1980年代だった。それは巨大で頑丈なサイズの顎の骨で、ハイエナなどの現生の骨を砕く肉食動物に似た、鋭くて尖った歯冠の歯を備えていた。それはペラギアルクトスが現生セイウチ類に典型的な食料の魚類ではなく、他の海洋哺乳類を餌にしていたことを示唆した。

ところが、最初の化石より完全な、歯をともなう下顎である新しい化石は、ペラギアルクトスが「キラーセイウチ」になるための適応を欠いていて、魚を食べることのほうが多かったことをオタゴとワイオミングの古生物学者に示している。

指摘された証拠は、大型の獲物を餌にするように適応したとは思えない歯の形状だった。それは原始的な歯の形状を保持したままである一例だった。

「この新しい研究結果はこの謎めいたセイウチが、深い鼻先と大きな犬歯を持っていて、現生のアシカに似た生活をしていたことを示す」とベーセネッカー氏は話す。

研究者たちはペラギアルクトスは現生のオスのアシカに似たサイズ(350 kg、770 lbs)だったと推測した。

「だが、現生の小型および大型の体サイズを持つ鰭脚類(アザラシ類、アシカ類、およびセイウチ類)は食性的にジェネラリストであり、魚類に富んだ食性を持つ傾向にある――ペラギアルクトスに似た体サイズのアシカ類を含め。これはその大型の体サイズだけではペラギアルクトスは頂点の捕食者とならないことを意味する」

新しい研究はペラギアルクトスの進化関係も初めて分析し、それが同じカリフォルニア州から産する別のアシカ様セイウチ、イマゴタリア・ドウンシ(Imagotaria downsi)に最も近縁な初期のアシカ様セイウチだったことを見いだした。

News at Otago, University of Otago
Otago collaboration throws doubt on earlier “killer walrus” claims
Thursday, 17 January 2013

原論文
Robert W. Boessenecker and Morgan Churchill
A Reevaluation of the Morphology, Paleoecology, and Phylogenetic Relationships of the Enigmatic Walrus Pelagiarctos
PLoS ONE 8(1): e54311. doi:10.1371/journal.pone.0054311
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