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自然史標本ミステリー

自然史ミステリー


怪しい話(fishy tale)。スミソニアン自然史博物館のような、自然史標本庫がインドの謎めいた博物館から標本要求のEメールを受け取った。Credit: Chip Clark/Smithsonian Institution

10年前、カンザス大学生物多様性研究所(ローレンス)で魚類コレクションを管理するアンドルー・ベントレイは、一通の電子メールを受け取った。メールにはインドにある博物館で火災があって、収蔵していた魚類標本が破壊されたので置き換えるのを助けて欲しいと書いてあった。送信者は自分をジャーンシーにある生命科学博物館の館長、モハマド・ハクと称し、博物館の教育コレクションを再建したいと望んでいると書いた。

ベントレイは36点の余剰標本を寄贈することで答えたが、数週間後に彼はもう一つの電子メールをハクから受け取った。ハクによれば、標本は到着しておらず、ベントレイにもっと送ってもらえないか?、と書いていた。ベントレイは困惑して、もっと詳細を教えるよう要求し、インターネット検索をし、同僚に生命科学博物館について聞いたことがあるかと尋ねて回った。「何も出てこなかった」と彼は回想する。そしてハクは返事を寄越さなかった。

生命科学博物館からの標本要求について疑うようになった博物館の学芸員はベントレイだけではなかった。過去10年間に、世界中の自然史コレクションがその博物館のために標本を要求する電子メールを受け取ったと報告している。メールの送信者は自分をハクまたはシェイク・タウフィグ・レーマニと称していた。最も最近の電子メールの一部は5月4日にオレゴン州立大学(コーヴァリス)の魚類学芸員である魚類学者のブライアン・シドロースカスにヌタウナギ、ヤツメウナギ、およびギンザメの標本を要求するものだった。ハクとレーマニは他の博物館に哺乳類、爬虫類、および両生類も要求している。

標本交換または寄贈の要求は自然史博物館のあいだでは一般的である。研究のために生物標本を借りるほうが、それらを収集するために遠く離れた場所に調査隊を出すより効率的だ。それにコレクションが火災や他の災害によって破壊された仲間の代理をし助けるというのは学芸員なら誰でも聞いたことがある話だ。

しかしオレゴン州のシドロースカスは、彼が受け取った要請が詐欺であることが心配だと言って、数人の他の学芸員と共同で生命科学博物館の要求を拒絶した。電子メールはしばしば学校と訓練プログラムでよく使われる種とサイズを指定する、と学芸員たちは注意する。これはそれらの寄贈が利益になることを提起する。「非常に価値のある標本を送って、盗まれたり再売却されたりしたい人は誰もいない」とシドロースカスは言う。

「この研究所の正体を確認することに成功した者はいない」と世界最大の自然史コレクションの一つである、スミソニアン国立自然史研究所の魚類の専門家リチャード・ヴァリは言う。「私の想像では生物学の供給会社だ」。

その推測はベントレイがインドの農学科学者から受け取った2002年の電子メールの他、レーマニが解剖と博物館展示のために自然史標本を輸入する組織のトップであることを示すウェブ検索によって刺激された。

Science Insiderはインドで生命科学博物館にリストされた電話番号で自身をシャフィークと称する男にたどりついた。彼によるとレーマニは海外に出張中でコメントは不可能だが、レーマニは「全てのサンプルを扱うことをやめている」とも言った。そして彼は電話を切った。

元記事
Science Insider
A Natural History Mystery
by Jane J. Lee , With reporting by Pallava Bagla on 15 June 2012, 4:55 PM
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