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三畳紀に被子植物がいた

新しい化石が顕花植物の起源を1億年古い前期三畳紀にさかのぼらせる



News release, October 01, 2013

スイスのボーリングコアから、知られている最古の顕花植物の直接祖先の化石が姿を現した。これらの美しく保存された2億4000万年前の花粉粒は顕花植物が以前の考えより1億年も前に進化した証拠である。研究はチューリヒ大学の研究者たちによる。



顕花植物は球果植物、イチョウ類、ソテツ類、およびシダ種子類と類縁関係のある絶滅した植物から進化した。顕花植物からの知られている最古の化石は花粉粒である。これらは小さく頑丈で数が多く、そのため葉や花より化石化しやすい。化石化した花の花粉の連続したシーケンスは前期白亜紀(およそ1億4000万年前)に始まり、顕花植物はそのころに初めて進化したと一般に推定されている。しかし本研究は、それより1億年以上古い顕花植物様の花粉の存在を立証した。これは顕花植物が前期三畳紀(2億5200万から2億4700万年前までのあいだ)以前に誕生したことを示唆する。

多くの研究が分子データから顕花植物の年代の推定を試みてきたが、これまでのところ一致した見解には到達していない。データセットや手法によって、これらの推定値は三畳紀から白亜紀までに及んでいる。分子の推定値は通常は化石証拠に「錨を降ろす」(カリブレーションポイントを定める)必要がある。しかし極めて古い化石は顕花植物には使えるものがなかった。「それが今回、三畳紀から花のものに似た花粉が発見されたことが重要である理由だ」とチューリヒ大学のペーター・ホフリ(Peter Hochuli)教授は話す。

ペーター・ホフリとチューリヒ大学古生物学博物館のズザネ・ファイスト=ブルクハルト(Susanne Feist-Burkhardt)は、スイス北部のヴァイアッハ(Weiach)とロイガーン(Leuggern)の2か所から採取されたボーリングコアを研究し、知られている最初期の顕花植物からの化石花粉に類似する花粉粒を発見した。共焦点レーザー走査型顕微鏡を使って、彼らは6つのタイプの花粉の高解像度な三次元画像を得た。

以前の2004年の研究のなかで、ホフリとファイスト=ブルクハルトはスピッツベルゲン南部のバレンツ海で採取されたコアの中から中期三畳紀の、異なっているが明らかに近縁な顕花植物様の花粉を記載していた。今回の研究のサンプルは以前の地点の3000 km南で見つかった。「我々はとても慎重な化学者でも顕花植物が白亜紀よりはるか前に進化したことを確信するようになると考えている」とホフリは話す。

これらの原始的な顕花植物はどんな外見だったのだろうか?中期三畳紀には、バレンツ海とスイスは両方とも亜熱帯にあったが、スイスの領域はバレンツ海の地域よりはるかに乾燥した環境だった。これはこれらの植物が広範な生態的領域に分布していたことをほのめかす。花粉の構造はこの植物が昆虫(ハチは1億年後まで進化しなかったため、おそらく甲虫類)によって受粉されていたことを示す。

元記事
University of Zurich, News release
New fossils push the origin of flowering plants back by 100 million years to the early Triassic

Peter A. Hochuli and Susanne Feist-Burkhardt
Angiosperm-like pollen and Afropollis from the Middle Triassic (Anisian) of the Germanic Basin (Northern Switzerland).
Frontiers in Plant Science, 01 October 2013
DOI: 10.3389/fpls.2013.00344
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