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石炭紀のサメの産卵場化石

大昔の奇怪なヘラ状のクチバシをもつサメの産卵場が発見された



By Tia Ghose, Staff Writer | January 08, 2014 11:13am ET


メゾンクリーク(イリノイ州)の化石堆積物で発見された3億1000万年前のサメ、バンドリンガの復元図。
Credit: Painting by John Megahan, University of Michigan.


衝撃的に保存状態の良い奇怪な長い鼻先をもつ赤ちゃんザメ――同じ種の卵殻も――は大昔のサメの産卵場についての最古の信頼できる証拠になるだろう。

この化石の年代は約3億1000万年前だ。

ドイツで見つかった卵殻についての未発表の研究のなかで、古生物学者たちは約3億3000万年前の大昔の別種のサメの産卵場が存在したことを推定しているが、「これは卵と化石化した仔魚が同じ場所にあり、サメの産卵場であったことを示すはじめての例だ」と研究の共著者でミシガン大学(アナーバー)の古生物学者、ローレン・サラン(Lauren Sallan)は話した。

新しい研究は火曜日(1月7日)にJournal of Vertebrate Paleontology誌に詳述された。研究はこれほど古い時代にさかのぼっても、バンドリンガ(Bandringa)と呼ばれるサメが産卵のために回遊していたことを明らかにした。

本研究は電気受容体が点在する長い鼻先と棘がある頭部と頰を含む、この風変わりな生き物の解剖学についての新しい詳細も明らかにした。

知られている実体

バンドリンガの化石はメゾンクリーク(イリノイ州)にある炭鉱で1969年に発見された。この原始的サメ類――長くてヘラ状の鼻先を持つ――は長さ4~6インチ(10~15センチメートル)の赤ちゃんとして生まれてきて、全長約10フィート(3メートル)になるまで成長する。


メゾンクリーク(イリノイ州)の海洋堆積物で発見されたバンリンガザメの稚魚が残した印象化石。
Credit: Lauren Sallan and Michael Coates


その後、研究者たちは他の多くのメゾンクリークの標本とはいくぶん違った外見の化石を発見し、バンドリンガ属の2つの異なった種であると結論づけた。

しかしサランと共著者のシカゴ大学の生物学者、マイケル・コーツ(Michael Coates)は博物館コレクションに立ち戻って24点の化石を見直した。そしてこれらのサメ化石の全てが同じ種であるが、海洋からのサンプルは骨を保存する一方で、淡水からのサンプルは何組織と軟骨を保存していて、そのためにいくぶん違って見えていることを彼女らは見いだした。

回遊行動

卵と仔魚はメゾンクリークの産地でしか見つかっていないが、若いサメはオハイオ州の川の上流で見つかっていて、完全に成育したサメはペンシルヴェニア州で見つかっていた。

新しい情報はこのサメが異なった場所で異なった生活フェーズを過ごしていたことを示唆する、とサランは話した。

約3億年前、現在の米国中西部をなすこの地域の大部分を大きな内海が覆っていた。これらのサメ類は、現在のイリノイ州で、海岸線に沿って卵を産み、仔魚が成熟するとそれぞれの河川ネットワークを通ってもっと東にあった巨大な淡水盆地へと遡上した、と彼女は話した。

新しい解剖学的特徴

標本の一部にウロコのある肌や黒目に色素が保存されていた、とサランは話した。

何組織と骨の両方に見られる詳細を組み合わせて、チームはこの奇妙な生き物の解剖学についての新しい詳細を知ることができた。

「この巨大な、針のような棘が頭の上部と頰にあり」、その上に棲息する他の捕食者に対しての防御だったのだろう、と彼女はLiveScienceに語った。

新しい研究はバンドリンガの鼻先に小さな受容体が点在していたことも明らかにした。この水底食者はこれらの受容体を使って濁った沿岸の水にいる獲物の電気活動を感知した。そして掃除機のような口を使ってその獲物を吸い上げたことが研究から分かった。

まだ証明されてない

交尾した状態で固まった昆虫類などの例を除いて、大昔に死に絶えた種の行動を推測するのは非常に難しい。

しかし今回の注意深い研究が「これらの岩が3億年前のサメの産卵場を保存しているという仮説を支持する信頼できる証拠」もたらした、とライセスター大学(イングランド)の古生物学者、マーク・パーネル(Mark Purnell)はeメールに書いた。彼はこの研究に関わっていない。

しかし誰もがこの研究結果が産卵場とサメの回遊の証拠であると完全には信じてはいない。

「主張は適切に提示されているが、それらは慎重に扱われなくてはならない」とアメリカ自然史博物館(ニューヨーク)の古生物学者、ジョン・メイジー(John Maisey)は話した。彼もこの研究に関わっていない。

たとえば、すべての時代のサメ類がこれらの環境すべてに棲息していたが、特定の環境が単に赤ちゃん動物の軟組織をよりよく保存して、他の環境は成体の全身を保存しやすかったというだけかも知れない、とメイジーは話した。

元記事
LiveScience
Ancient Nursery of Bizarre Spoon-Billed Sharks Discovered
Tia Ghose, January 08, 2014 11:13am ET

原論文
Lauren Cole Sallan & Michael I. Coates
The long-rostrumed elasmobranch Bandringa Zangerl, 1969, and taphonomy within a Carboniferous shark nursery
Journal of Vertebrate Paleontology Volume 34, Issue 1, 2014 pages 22-33
DOI: 10.1080/02724634.2013.782875
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