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水棲オオナマケモノの骨

大昔のナマケモノが水棲生活をしていた秘密が明らかに



By Laura Poppick, Staff Writer | March 11, 2014 09:49pm ET


海棲ナマケモノ、タラッソクヌス(Thalassocnus)の骨格と復元。
Credit: © Photographs and mounting: Philippe Loubry; restoration, William L. Parsons


数百万年前、現在のチリ・ペルー沖の浅海を水棲ナマケモノが泳いでいた。これらの今は絶滅した遊泳動物は密度の高い骨を持っていて、植生を食みに海底へ沈みやすくすることで陸から海への移行を容易にしていたことが、新しく報告された。

ナマケモノは現在2グループだけが存在していて、ともに樹上に棲み小型サルほどの大きさに成長する。しかし中新世と鮮新世のあいだ――約2500万年から400万年前――はじつに多様なナマケモノが地球上に広まっていて、その中にはゾウほどの大きさに成長したオオナマケモノや、それより少し小さな水中で過ごしていたものがいた。

化石からこれらの水棲ナマケモノが陸上に起源し、しだいに水中生活に移行したことが分かっている。ペルー沿岸の一連の化石層には、研究者たちが骨の構造に基づいて水棲だったと解釈した5種の絶滅ナマケモノの化石が含まれている。たとえば、それらの骨の密度は地上棲哺乳類の骨の密度よりはるかに高いが、マナティーなどの海底の食性を食む水棲哺乳類の骨に似ている。

パリ=ソルボンヌ大学の研究者たちはこの陸から海への移行を確認することに興味を持ち、ペルーの化石層に保存された次第に新しくなっていく種のあいだの骨密度の変化を研究することで移行の時期を分析した。

「見つかった緻密度が本当に度を超していて明らかに水棲適応を見せるということを示すのは我々にとって本当に重要だった。それほど重度の稠密さは水棲動物にしか見られないからだ」と研究の共著者エリ・アムソン(Eli Amson)はLive Scienceに語った。

チームはナマケモノの脛骨(スネの骨)と肋骨の密度がすべて、約800万年前に始まるおよそ300万年のうちにおよそ20パーセント増えたことを見いだした。これは地質学的時間の視野では比較的速い。

これらの化石はあらゆる4本脚哺乳類の地上から水棲生活への移行タイミングのなかで最良の証拠となる、とチームは話す。

移行、絶滅の原因

ナマケモノの陸から海への移行の原因はペルー沿岸での食料の不足だろう。

「当時、ペルー沿岸は現在のように砂漠だった」とアムソンは話した。「食べ物がないので、彼らは食料を消費するために水に潜らねばならなかった」

水棲ナマケモノの陸棲の祖先も他の哺乳類に比べて比較的密度の高い骨を持っていたため、研究者たちは高い骨密度が陸上で何らかの無関係の機能を果たしていて、その後水中への移行を容易にしたのではないかと考えている。研究者たちはナマケモノが陸上で高密度の骨からどのような利益を得ていたのか分からないが、現在もいくつかの他の陸棲動物が異常に稠密な骨を持っていることに触れた。たとえば、サイは比較的高密度な骨を持っていて他の動物に突進するのを助けると考えられている、とアムソンは話した。

水棲ナマケモノは約400万年前に絶滅した。パナマ地峡が閉じて太平洋が現在のカリブ海から切り離されたころだ。この変化によって南米沖の海水をそれまでよりはるかに冷たいものになり、ナマケモノが食べていた海草類を死滅させた。研究者たちはナマケモノが主な食料源の喪失か、あるいは単純に彼らが冷たい海水に耐えられなかったのどちらかのせいで絶滅したと考えている。

チームは5種のナマケモノのものである他の骨の研究を続け、彼らがどのように進化したかを解明する計画だ。

研究結果は今日(3月11日)、Proceedings of the Royal Society B誌に詳報される。

元記事
Live Science
Secret to Ancient Sloths' Aquatic Lives Found
By Laura Poppick, March 11, 2014 09:49pm ET

原論文
Eli Amson, Christian de Muizon, Michel Laurin, Christine Argot and Vivian de Buffrénil
Gradual adaptation of bone structure to aquatic lifestyle in extinct sloths from Peru
Proc. R. Soc. B 7 May 2014 vol. 281 no. 1782 20140192
Published 12 March 2014 doi: 10.1098/rspb.2014.0192
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